国保連請求の期限はいつ?障害福祉サービスの請求スケジュールと入金までの1か月の流れ

国保連請求公開日 2026.10.26

この記事の要点

  • 国保連請求の受付期間は、サービスを提供した月の翌月1日〜10日。10日が締切です。
  • 入金は、請求した月の翌月中旬ごろ(サービス提供月から数えると翌々月)。
  • 10日に間に合わないと、入金がさらに1か月以上遅れます。締切から逆算した事業所内のスケジュールづくりが大切です。

「国保連の請求はいつまでに出せばいいの?」「今月請求した分は、いつ入金されるの?」開業したばかりの事業所様や、新しく請求を担当することになった方から、よくいただく質問です。障害福祉サービスの請求は毎月決まったスケジュールで進み、締切を1日でも過ぎると、入金が1か月以上ずれ込みます。この記事では、国保連請求の期限と、請求から入金までの1か月の流れを解説します。

国保連請求の期限は「毎月10日」

障害福祉サービスの給付費は、サービスを提供した月の翌月1日から10日までに、国保連(国民健康保険団体連合会)へ電子請求受付システムで送信して請求します。たとえば10月に提供したサービスは、11月1日〜10日に請求します。

受付期間中であれば、送信したデータを取り下げて、正しいデータを送り直すことができます。誤りに気づいたら、まず取り下げてから再送信します。10日を過ぎると、その月の請求には加えられません。受付の時間など細かな取り扱いは、各都道府県の国保連の案内で確認してください。

請求から入金までの1か月の流れ

10日に請求を締め切った後、国保連と市町村による審査を経て、翌月に支払われます。10月提供分を例にすると、次のような流れです。

10月提供分の請求スケジュール(例)
時期国保連・市町村事業所がすること
10月末〜11月初め―実績記録票を締めて、利用者様に内容を確認していただく
11月1日〜10日請求の受付請求データを作成・確認して送信する
11月11日以降国保連の審査(一次審査)エラーの通知が届いたら内容を確認する
11月中旬〜下旬市町村の審査(二次審査)―
11月末〜12月初め審査結果の通知(返戻等一覧表・支払決定額通知書など)返戻になった請求の原因を調べる
12月中旬ごろ給付費の支払い入金額を確認する

このように、サービスを提供してから入金されるまで、約2か月半かかります。開業直後は入金のない期間が続くため、資金繰りの計画にもこのスケジュールを組み込んでおくことが大切です。審査や支払いの細かな日程は都道府県の国保連によって異なりますので、毎月の日程は国保連の案内で確認してください。

月末から10日までに事業所がすること

締切は10日ですが、実際には月末から準備が始まっています。期限に間に合わせるために、次の作業を順番に進めます。

1. 実績記録票の締めと確認

月末にサービス提供実績記録票を締め、利用者様(保護者様)に内容を確認していただきます。提供日や時間、加算の対象となる支援の記録に漏れがないかを確認します。

2. 受給者証と加算の確認

支給決定期間の更新、支給量や負担上限月額の変更など、受給者証の内容が変わっていないかを確認します。加算を算定する場合は、体制の届出が済んでいるかも確認が必要です。ここでの見落としが、返戻の大きな原因になります。

3. 上限額管理のやり取り

複数の事業所を利用している利用者様がいる場合は、上限額管理が必要です。上限額管理事業所は、ほかの事業所から利用者負担額一覧表を受け取り、上限額管理結果票を作成して共有します。ほかの事業所は結果票の内容に合わせて請求するため、このやり取りが遅れると、関係するすべての事業所の請求に影響します。月初の早い時期に済ませておくことが大切です。

4. 請求データの作成・確認・送信

請求ソフトなどで請求データを作成し、内容を確認してから10日までに送信します。締切日の直前は送信が集中しやすいため、余裕を持って送信しておくと安心です。

5. 送信後のエラー確認

締切後、国保連の審査でエラーが見つかると通知が届きます。国保連によっては、締切後の短い期間に限りデータを差し替えられる仕組みがあり、ここで修正できれば返戻を防げます。月末から翌月初めに届く審査結果で返戻があった場合は、原因を調べて翌月以降に再請求します。

10日の期限に間に合わなかったら

10日を過ぎてしまった請求は、翌月以降の受付期間にあらためて請求できます(いわゆる「月遅れ請求」)。請求そのものができなくなるわけではありませんが、入金はさらに1か月以上遅れます。

上限額管理の対象となる利用者様の請求が遅れると、関係する事業所の請求にも影響が出ることがあります。また、給付費を請求できる期間には時効があります。遅れた分は、できるだけ早く請求するようにしましょう。

期限を守るための3つのポイント

  1. 締切から逆算して、事業所内の締め日を決める 「実績記録票は毎月○日までに提出」と社内の締め日を決めておくと、10日の締切に余裕を持って間に合います。
  2. 受給者証や加算の変化を、すぐに請求担当へ共有する 月初になってから変更に気づくと、確認や問い合わせに時間を取られます。
  3. 請求を1人の担当者だけに任せきりにしない 担当者の急な休みや退職で請求が止まらないよう、手順を共有しておくか、外部に任せることも検討しましょう。

オスメックに請求を任せた場合の1か月

オスメックの国保連請求代行をご利用いただくと、事業所様の作業は実績記録票をお送りいただくことが中心になります。

  1. 事業所様

    実績記録票を送る

    毎月2日必着でお送りください。

  2. オスメック

    入力と二重チェック

    入力して終わりにせず、二重チェックで請求の精度を高めます。

  3. オスメック

    上限額管理

    上限額の複雑な計算および書類作成はオスメックが行います。事業所様は受け取った書類を共有して頂くだけで大丈夫です。

  4. オスメック

    毎月10日までに請求完了

    返戻があった場合も、「なぜ返戻になったのか」をご説明します。

請求ソフトをご用意いただく必要はありません。料金は国保連請求代行の料金をご覧ください。

まとめ

国保連請求の受付期間は、サービス提供月の翌月1日〜10日です。審査を経て、入金はさらにその翌月の中旬ごろになります。締切に遅れると入金が1か月以上ずれ込むため、実績記録票の締めから送信までを逆算して進めることが大切です。

返戻になった請求の対処法は、「返戻」と「過誤」の違いとは?の記事で解説しています。あわせてご覧ください。

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